舞-乙HiME 乙女の放課後 ~ガルデローべ OFFICIAL WEB~
第26話「Dream☆Wing~夢の在処~」 2006/3/30放送
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各話画像アリカによってワルキューレシステムを破壊されたナギは、ハルモニウムを使ってすべてを消し去ろうと、最後の手段を講じる。ハルモニウムから生み出された巨大な竜巻がヴィント市内に姿を現すと、オトメたちはその侵攻を食い止めようと次々と竜巻へと取り付く。そしてアリカは、ナツキの命を受け、ハルモニウムを動かすニナ阻止へと向かうのだった。ナギが放つオリジナルスレイブを撃滅しながら、ニナの元を目指すアリカ。ようやくニナの元へとたどり着いたアリカは、ハルモニウムを止めるようにニナを説得する。しかし、瀕死のセルゲイの命をつなぎ止めるため、それはできないと言うニナ。やがてセルゲイのためならすべてを犠牲にしてでも戦うと宣言したニナと、アリカの一騎打ちがはじまった。ニナの執拗な攻撃にも、まったく引き下がらないアリカ。そんな諦めないアリカの姿に、なぜそうまでして戦う必要があるのかと問うニナ。アリカはみんなが笑顔でいられる国をつくる夢を叶えるため、楽しかったガルデローベでのニナとの時間を取り戻したいからとその想いを語る。そのアリカの想いに反応したニナは、自分が犯した過ちに再び気づき、戦いを止めようとアリカに手を差し伸べるのだった。だが、そんなニナを突如、黒いオーラが包む。ハルモニウムの起動を繰り返したため、ニナはハルモニウムに宿る恐怖と憎悪、絶望の記憶に取り込まれはじめていたのだ。徐々に変貌をはじめるニナのローブ。ニナは自分の変わりゆく姿に、自我が無くなる前に、自分を倒して欲しいとアリカに懇願する。自分を倒さなければ世界そのものが消滅してしまうと言われたアリカは、ニナへの想いを振り切り、彼女へと立ち向かう。そしてアリカの渾身の一撃は、ニナを貫き、その瞬間ふたりの戦いは終わりを迎えるのだった。

――数日後。ひまわりのオブジェがあしらわれた新たな風華宮の前に立つアリカは、みんなが笑顔で暮らせる国の実現への夢をマシロとともに追いはじめた。一方ニナは、命は救われたものの、記憶をなくしたセルゲイとともに新たな生活をスタートさせていた。それぞれ別の道を歩み続ける決断をしたふたりの夢は、まだはじまりを告げたばかりだった。

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第25話「蒼天の乙女」 2006/3/30放送
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各話画像エアリーズを中心とするナギ対抗勢力の奇襲作戦を機に、アルタイ同盟軍との全面戦争がはじまった。ナツキもまた奇襲にタイミングを合わせるようにガルデローベへの潜入を開始する。ガルデローベ内に幽閉されているシズルたちと協力し、マテリアライズを阻止する霊廟の封印解除へと向かうのだった。門衛部隊を倒し、霊廟へと到達したナツキはマテリアライズに成功する。そしてワルキューレ、スレイブを生み出したレナサーバーへ向けてビームを放ち、敵の動きを止めようと試みる。だがこの動きを察知したナギは、逆にナツキたちに向けてビームを放つ。ナツキのビームははじかれ、ナギのビームが迫る。一転ピンチを迎えるナツキたちだったが、そこへ黒い谷から舞い戻ったアリカが現われ、ビームをはじき返すのだった。しかしナギは、ワルキューレシステムを起動させ、アリカのマテリアライズを解除する。ナギは、戦争を理由にオトメたちをすべてヴィントに集結させ、マテリアライズできない手負いのオトメたちを一気に殲滅しようと計画していたのだ。システムの干渉を受けないトモエたちワルキューレ部隊の攻撃がアリカたちオトメに襲い掛かる。だがアリカたちのピンチは、アスワドからやって来たミドリとヨウコによって救われる。ヨウコは、マテリアライズできない原因は、戦闘領域一帯を覆う干渉波のせいだと告げ、アリカとマシロに手をつなぐように促す。そのおかげで再びマテリアライズに成功したアリカは、一瞬でトモエたちを退け、ワルキューレシステムの破壊へと向かうのだった。システム内に潜入したアリカは、システムのコアとして作動していたレナサーバーで、母との再会を果たす。応えることのないレナの前で、涙ながらに自分の成長した姿を語るアリカだったが、やがてサーバーの破壊を決断する。その破壊の瞬間、アリカのローブに軌跡が起き、アリカのローブは蒼い姿へと変貌する。それは蒼天のローブに真の力が目覚めた瞬間でもあった。去り行く母からの最後の想いを受け取ったアリカは、その想いを胸に、ニナを止めるため、ハルモニウムへ向けての進撃を開始するのだった。

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第24話「あなたのために…。」 2006/3/23放送
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各話画像エアリーズの軍港を強襲したハルモニウムの攻撃。そのハルモニウムの脅威を目の当たりにした各国は、アルタイと同盟を結ぶべく次々とヴィントへと入国していた。だが、攻撃を受け、ナギから恭順を迫られたエアリーズは、ナツキたちと協力し、反撃の決断を下す。早速行動を開始したナツキは密かにヴィントへと戻り、ガルデローベを奪還しようと秘密裏に計画を練るのだった。その頃ニナは、エルスの遺品のなかから発見されたニナとアリカ宛の手紙をマリアから受け取る。ガルデローベでニナやアリカと出会えたことや、シュヴァルツの命令さえなければ、ずっとふたりと居たかったと書かれた手紙に、自分の手でエルスを葬ってしまったことに涙するニナ。自分がエルスだけでなく、これまでにたくさんの人たちを犠牲にしてきた行動に、ニナは後悔の念を浮かべるのだった。そしてニナはこれ以上悲劇を繰り返したくないと、セルゲイに訴え、オトメの資格を奪うように迫る。父としてニナを支え続けてきたセルゲイは、ニナの突然の行動に戸惑いを隠せなかったが、やがてニナの想いを受け入れるかのように、口づけをかわすのであった。ナギの野望を叶えるためとはいえ、ニナに苦しみを与えていたと感じたセルゲイは、ナギを止めようと決意する。自分の憧れたレナ。その亡骸が使われたレナサーバーへの元へと向かうセルゲイ。しかし、サーバー破壊を阻止しようとしたスミスを撃ち殺した瞬間、ナギに撃たれ、その場に倒れてしまうのだった。セルゲイ瀕死の報告を受けたニナは、セルゲイの姿に狂乱し、泣き崩れる。だが、自分がセルゲイを撃ったことを隠し、ニナの側へとやって来たナギは、ハルモニウムがセルゲイを救ってくれるだろうとそそのかす。ハルモニウムを使うことを後悔しはじめていたニナだったが、皮肉にもセルゲイによって、戦いへの気持ちが彼女の心を揺り動かす。セルゲイのためなら世界を敵に回すこともいとわないと、ニナは再びハルモニウムを起動することを決断するのだった。

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第23話「不思議の谷のアリカ」 2006/3/16放送
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各話画像アリカは、ニナの攻撃で、今度は黒い谷へと吹き飛ばされてしまった。かつてテクノロジーの聖地と呼ばれ、オトメやハルモニウムを生み出したこの場所で、アリカは伝説のオトメ、舞衣と猫神様のミコトに出会った。ここでアリカは、自分がレナ・セイヤーズの娘であり、蒼天の青玉とともに生後間もなく祖母に預けられたことを教えられるが、ハルモニウムを起動させたニナが、実際はヴィントブルーム王家の正統な血を引く者という衝撃の事実を知る。しかしアリカは、ハルモニウムを使えるようになったニナが、戦いのためだけに利用されていることを懸念し、ミドリに聞いた時と同じように、オトメの存在理由を舞衣に問う。自分がそう思った道を進めばいいと言う舞衣の返答に、なお悩みは晴れないアリカだったが、それでも自身の答えを導き出すための一筋の光が見えたような気分にもさせられるのだった。そんなアリカたちの元に、ミコトが仕掛けた罠にかかったナツキとナオが連れられてくる。ナツキは行方知れずとなっていた舞衣との久々の再会、そしてアリカとマシロが舞衣といたことに驚きの表情を見せる。だが、久々の再会を喜ぶ余裕もなく、ハルモニウムによって、周辺国を屈服させようと、ナギが行動を開始したことをミコトが察知する。ナツキは、ナギの行動を食い止めるべく、急ぎガルデローベへ戻ることを決意。アリカもまたナツキたちとともに戻ろうとするが、蒼天の青玉の本来の力を引き出せていない今のアリカでは、ニナには敵わないと止められてしまう。ナツキの言葉に納得できないアリカは、自分の力を試すため、ミコトと勝負することになる。だが、勝敗はあっという間に決し、ミコトにまったく歯が立たなかったアリカは、しばらくミコトから戦いの訓練を受ける決断をし、黒い谷を後にするナツキたちをマシロとともに見送るのだった。

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第22話「ホロビノウタ」 2006/3/9放送
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各話画像復讐のためカルデアへと旅立ったミドリたちがいない隙を狙って、アスワドの村に現われたセルゲイ率いるワルキューレ部隊。セルゲイは、村を攻撃しない条件にアリカとマシロの引渡しを要求してきた。アリカは村の人たちを守るため、罠とは知りつつもセルゲイの指定した場所へと向かう。セルゲイは、おじ様として援助し、自分が惹かれたアリカを救いたい一心で、降伏を迫るが、みんな笑顔で暮らせる国をつくろうと、マシロと約束したアリカは、セルゲイの要求を拒否するのだった。そして、複雑な想いのセルゲイから放たれた銃声を合図に、戦いの火蓋は切られる。黒いローブを纏うワルキューレが登場し、アリカに襲い掛かる。それがトモエたちクラスメイトと知り、戸惑うアリカだったが、徐々に劣勢をしいられ、ついにはアリカの様子を隠れて見ていたマシロが、セルゲイに捕らえられ、万事休すとなってしまう。しかし、夢の実現のために諦めずに戦えというマシロの言葉に再び奮起するアリカ。それでもトモエたちの圧倒的な力の前に、防戦一方となるが、そこへ突如ミユが現われ、アリカのピンチを救う。一瞬で、トモエを退けたミユの矛先は、やがてセルゲイへと向かい、アリカの静止する言葉もむなしく、その刃はセルゲイの腹を深く貫くのだった。セルゲイの負傷によって、戦いは一段落するが、それも束の間、空が怪しく色を変える。その狭間から現われたのは、ハルモニウムの力で、空間転移をして来たニナだった。セルゲイに会いたいというニナの気持ちが、なぜかアスワドの村近くへと空間転移させたが、ニナは、負傷したセルゲイと、その側にいたアリカの姿に、その表情を一変させる。ハルモニウムの強大な力を得たニナとミユとかぶつかり合い、その衝撃でアリカとマシロはその場から吹き飛ばされてしまうのだった。

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第21話「白き姫、目覚めるとき」 2006/3/2放送
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各話画像アリカとマシロは、アスワドの村を襲ったカルデアに攻め入るため、オトメの力を貸して欲しいと、ミドリから頼まれる。アスワドの民が被害を受け、科学技術が盗まれたことに理解をみせるアリカだが、報復行為を繰り返していては、いつまでたっても戦いは終わらないと、ミドリの頼みを拒否するのだった。その時、村の近くにヴィントの難民が現れたとの一報が、アリカたちの元へもたらされる。「村に近づくものには死を」というアスワドの掟に従い、難民たちを始末しようとするミドリ。アリカは、ミドリを止めようとするが、ミドリたちが行動をはじめるより先に、砂漠からジャバルが現れ、難民たちを強襲する。マシロは、アオイに手をかけた難民たちを救うかどうか悩むが、ジャバルに襲われるミミを目の当たりにし、アリカに彼らを救いにいくよう命令するのだった。アリカの活躍で難民たちは救われたが、ミドリはマシロを恨んでいた難民らを、マシロ自らが助けようとしたことに疑問を投げかける。しかしマシロは、今まで自分が民のことを考えない身勝手な女王だったことを認め、それを反省するが故の行動だと、ミドリに告げるのだった。そして自らの頭を下げ、しばらく難民たちを村にかくまって欲しいと、ミドリに懇願する。ミドリは、マシロの王としての決意に、その願いをこころよく聞き入れるのだった。そして、そのやり取りを見ていた難民たちも、マシロを自分たちの女王だと認め始めるのだった。やがてアリカとともにジャバルに襲われ命を落としたミミの墓へとやって来たマシロ。ミミを不幸にしてしまったことに後悔の涙を流すが、ナギに奪われたヴィントを取り戻し、必ず民が笑って暮らせる国をつくると墓前に誓う。そんなマシロの想いに応えるように、アリカはオトメとして、マシロに協力することを約束するのだった。


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第20話「ニーナと呼ばないで」 2006/2/23放送
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各話画像ジャバルの腹のなかに飲み込まれたアリカとマシロ。アリカはそんなピンチにも関わらずマシロからの認証を拒否し、一向にマテリアライズしようとしない。自分の思い描いていたオトメの姿と現実とのギャップに苦悩するアリカは、マシロの再三の願いにも激しく抵抗するのだった。だが、事態は急変し、胃のなかへふたりを吸収しようと、ジャバルの胃液がジワジワと迫る。アリカは、マシロと脱出するために、ようやくマシロの認証を受け入れ、マテリアライズするのだった。しかし助かったのも束の間、アリカたちは炎に包まれたアスワドの村を目撃する。急ぎ戻るアリカたちの前に現れたのは、カルデアのマイスターオトメ・フィア。フィアは、アスワドに僅かに残された科学技術を奪おうと、ミドリたちがいない隙を狙い襲ってきたのだ。帰還しようとするフィアを食い止めようとしたアリカだが、止めることができず、マシロとともに村の消火と人命救助に全力を注ぐ。やがて、火は消し止められたが、アリカは、自分たちの目的のためなら、他人の死をもいとわないフィアの行動に怒り、再びオトメの存在意義に対して苦悩するのだった。村に戻ったミドリから、オトメの存在が何かと問うアリカ。何かを成すために必要な力と言うミドリの答えに、アリカはおぼろげながもオトメとして自分がどう行動すべきかを考えるキッカケを掴むが、そのミドリの答えに釈然としない想いも残った。一方、風華宮ではナギが、風華宮地下のハルモニウムへ足を踏み入れる。ナギの野望を叶えるための計画が、アリカの知らぬ間に着々と進行しつつあったのだ。


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