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遠藤 綾

レナ・セイヤーズ

−−第1巻のアフレコを終えて印象深いレナの台詞は?

遠藤

レナがマテリアライズした後の台詞で「よそ見していると死にますよ」というのが印象に残っていますね。本当に第1話のアフレコ前に監督にお話が聞けてよかったと思います。この第1話で、レナはシフルと出会って変身するところまで行ってしまう。普通だったらTVの1クール分かなというくらいの盛り沢山なんですよ。

−−アフレコ前後で印象の変わったことは?

遠藤

ガラリと変わった印象というのは無いんですが、実はとっても強かったり地位もある立場なんだというのはあらためて感じましたね。その最強さゆえに、めったに慌てたりすることは無いのかなと思っていましたが、第1巻からピンチですから、そんなこともないのかな。変身前と変身後の印象をガラリと変えた方が良いと思ったので、変身前の同級生との絡み芝居などは、普通の印象になるように演じました。

−−他の方の演じる役で印象に残った台詞は?

遠藤

子供の頃のシフルが言う「パパの分まで……」という台詞に、「え、なにこれ!?」と思いました。


小清水

「パパは遠くにお仕事に行ってるんだ……」


遠藤

ああ、この子は自分のお父さんが死んじゃってるの知ってるんだな。それで「パパの分までお母さんを護る」と言っているのかなぁ〜と。

−−遠藤さんとレナは似てる似てない?

遠藤

遠からず、近からずでしょうか。演技をする上で、キャラクターと自分が近すぎると演じ難いというのもあるんですけど、いっそ作ってしまうほど遠からず、演じにくいほど近からずという、丁度良い距離感だったなと思います。

−−アクションシーンは大変でしたか?

遠藤

実は、ここまで本格的に戦ったことは無かったので、アクションシーンが大変だったんです。戦闘でダメージを受けた場所によって、出る声や息も違うと思うので、その辺を演じ別けていけたらなと思っています。まだ思うだけですけれど(笑)。この先、アクションシーンは増えていくと思いますので、その辺を頑張りたいなと思っています。

−−レナ・セイヤーズというキャラクターの魅力は?

遠藤

私の演じるヒロイン・レナの魅力は3パターンあると思います。フリフリのメイド姿と、ごく普通の制服姿と、変身後の強い姿。その3つがまったくの別人に見えるところが魅力だと思います。

−−演技などで「0〜S.ifr〜」を通じてステップアップしたいと思うことは?

遠藤

第1巻でも挑戦が色々と一杯だったので、第2巻、第3巻と、これを安定させていきたいなと(笑)。強い中にも気品を出していけたらなと思います。

−−第2巻、第3巻と、この先にあったら良いなと思う場面は?

遠藤

もう第1巻から、すでに佳境の雰囲気じゃないですか(笑)。レナとシフルのお風呂シーンみたいに日常の気が抜けるシーンが欲しいですね。

−−最後にファンへのメッセージをお願いいたします。

遠藤

シリーズを通して観ているファンの方は、この世界に充分詳しいと思います。そして「舞-HiMEシリーズ」は初心者の私から観ても、魅力的な作品世界です。シリーズを通じてのファンの方も、新しくファンになる方も、楽しめる作品にしたいと思いますのでよろしくお願いします。


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小清水亜美

シフル・フラン

−−アフレコを終えて印象に残っている台詞は?

小清水

シフルとラケル・マヨールが物陰に隠れてヒソヒソ話している場面で、なんとなくアリカのような気がして印象深いです。それと「オトメの噂は本当だったんですね!」と興奮している場面も印象深いですね。

−−演じた前後でのキャラクターの印象の変化は?

小清水

もっと堅くて大人しいキャラクターだと思っていたんですけど、開けてビックリで、どちらかというとアリカに近い元気なキャラクターでしたね。

−−他の方が演じた役で言いたい台詞などは?

小清水

キッドの「ひぃ〜っ!」(笑)。いえ、今回「マテリアライズ!」が言えないので残念だなあと思っているんです。あとは、エリオットの「きゅうう〜ん♪」というのも美味しい台詞だなあと。


三瓶

イイだろ〜(笑)。


小清水

楽しそうで良いなあ(笑)。


−−特にシフルとニナの演技の違いというのは?

小清水

ニナの場合は、感情を隠して内に込める演技をしていたんです。感情を外に出しても暗い部分を出していく方向。シフルの場合は自然体で、喜怒哀楽がハッキリしている。楽しい時には「楽しい」と表情に出していけるキャラクター。ステキだなと正直、あこがれるところがありますね。

−−小清水さんとシフルは、似てる似ていない?

小清水

物事を深く考えない所は近いかなあ(笑)。「こうなった!」「こう動く!」というふうに、途中に「こんな事があるかもしれない」と考えず直行で行動してしまう所。「あれ食べたい!」「食べよ!」のノリが、私とシフルの近いところ。

−−シフルというキャラクターの売りは?

小清水

コロコロ変わる表情とか、どこか素朴な所。みんなの持っている憧れる気持ちを、素直に出せる所がシフルの魅力だと思います。

−−この役を演じるにあたって演技的な挑戦などありますか?

小清水

いままで私が演じてきたキャラクターは、「護られる」より「護る」というキャラクターが多かったんです。今回は護られるお姫さま役なので良い気分(笑)。そういう、つい護りたくなるような女性の芝居を強めていけたらなあと思っています(笑)。

−−この先、第2巻、第3巻と演じてみたい場面などは?

小清水

いつもマシロ姫がやっていた承認の場面ですね。オトメとマスターの契約の場面を演じてみたい。演じられると信じています。目標はオトメとマスターの両方を制覇(笑)。


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三瓶由布子

エリオット・チャンドラー

−−演じる前後でのキャラクターの印象の違いは?

三瓶

今回のアフレコでは、特に無かったですね。最初に台本を読ませていただいた時に、某・小清水亜美さんの印象が浮かんだので、そのままに演じました(笑)。エリオットの「レナ〜♪」は、某・小清水亜美さんの「サンペイちゃ〜ん♪」とそのまんま同じ(笑)。

−−他の方が演じられたキャラクターで印象的な台詞は?

三瓶

キッドさんの捨てゼリフが良い(笑)。「コレで終わったと思うなよ〜!」って、思ったよりヘタレなキャラだったので、「コレは美味しい!」と思いました(笑)。

−−三瓶さんとエリオットは、似てる似ていない?

三瓶

私とは似ていませんね。エリオットは、某・小清水亜美さんのイメージそのままです(笑)。


小清水

えーっ!?


−−エリオットというキャラクターの売りは?

三瓶

レナの親友であったり、でもガルデローベとも通じていて任務もこなしていたりで、いろんな人や組織と通じている所ですね。それがゆえに悩む部分がエリオットの面白い所ではないかと思います。それとギャグ要員の部分(笑)。

−−この役を通じ演技的なステップアップで目指すことなどは?

三瓶

女の子が好きな女の子の役は初めてなのと、いろんなことをやっても許されるキャラクターなのでアドリブも結構あります。そういうところをしっかり頑張って行きたいと思います。

−−第2巻、第3巻と、この先で希望する場面などありますか?

三瓶

恋愛と任務の板挟みの中で、彼女の素直な気持ちを出してあげられる場面があると嬉しいですね。でも、ギャグ場面もいっぱいあるといいな(笑)。


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茅原実里

ラケル・マヨール

−−「舞シリーズ」のスターシステム的に、「0〜S.ifr〜」のマヨール=ドラマCD「舞-HiME★DESTINY〜龍の巫女〜」の真夜な訳ですが、今回、ご自身のキャラクターがアニメーションで動いていることに、特別な気持ちはございましたか?

茅原

ありましたよー! ものすごく感動しました! シスターの被り物を取って、ツインテールがピョコンと顔を出した瞬間に「真夜だ! やっと会えたー!」って思いました。自分が演じているのに、マヨールとお話している気がしましたね。モニターがこんなに近いからかもしれませんが(笑)。

−−茅原さんは、すでにドラマCDで「舞-HiME★DESTINY〜龍の巫女〜」の真夜を演じていられるのですが、アニメーションで動くマヨールを演じて、より深くキャラクターを理解したことなどは?

茅原

真夜は、常に手錠を架けられていて、ドラマ的にも重たいものを背負っているし、私自身も、いろんな葛藤をしながら演じているんですが、マヨールは、いわゆるムードメーカーの役回りで性格も天真爛漫なんです。背負っているものが一番ないキャラクターだと監督からはお伺いしたんです。だからマヨールは、真夜の抱えている闇の部分を取り去ったキャラクターなんだと思っています。特にマヨールの場合は、表情もコロコロ変わるので、キャラクターに引っ張られるのを感じました。
 今回、アニメーションに参加するにあたって、あらためて「舞-HiMEシリーズ」というのはスゴイなと思ったんですよ。これまでに私はドラマCD版に参加させていただいていますが最初、作品が変わって、舞台が変わって、同じキャラクターなんだけれど、違う人物でもあるという「スターシステム」に、自分自身の気持ちの整理が上手くつくかしらと、揺れいているものがあったんです。今は、やっぱりマヨールは真夜なんだなと落ち着きましたけど。

−−アフレコを終えて印象に残っているシーンは?

茅原

「マテリアライズ!」のシーンが、カッコ良かったー! それと難しいシーンでもあったんですけれど、シオンを待っていて「遅いよー」と怒った後に「ご飯にしましょう」と返されて、急に「やった! もー、お腹ペコペコだよ〜♪」とはしゃぐシーンで、「うわっ〜マヨール、カワイイなあっ!」て思いました(笑)。そこは自分の地に近い部分? 演じてるとそういうことってありますよね(笑)。

−−最終回までに演じてみたい場面などは?

茅原

マヨールはシオンちゃん大好きだから、一緒に温泉とか行きたいですねえ(笑)。「0〜S.ifr〜」からは脱線しますが、私としては手錠が無い真夜(マヨール)に落ち着かないものがあるんで、どこかで手錠を架けてもらいたいです。そこが一番、真夜とマヨールでの違和感があるところですから(笑)。それから真夜の癖なんで、マヨールの時にも「おわっ!」と驚きたいです(笑)。

−−演技的に挑戦していきたい部分は?

茅原

マヨールは表情もコロコロ変わるし、細かい動きもあるキャラなので、自分から積極的にアドリブを入れていけたら良いなと思います。それと芝居に緩急を付けたい(笑)。そうですね、観てる人が「あ、マヨールが出た! 今度は何するんだろう?」って元気にワクワクしてくれると良いなあ。えー、そういうのをギャグ担当って言うんですかぁ!? でも、私はギャグやコメディの演技ってあまり経験がないので是非、演じてみたいですね。

−−マヨールというキャラクターの一番の魅力は?

茅原

えーと、胸でしょうか。あはは、マヨール、あんなにカワイイのに大きすぎますよね(笑)。

−−ドラマCD「舞-HiME★DESTINY〜龍の巫女〜」のファンに一言お願いします。

茅原

次のドラマCDでは、紅い龍に続いて、蒼い龍も出てくるそうです。普通の真夜と、偉そうな紅い龍、蒼い龍はちょっと色っぽいお姉さんらしいので、みっつの役を演じることになります。こりゃあ大変だぁ(笑)。でも、頑張って演じます! 「0〜S.ifr〜」ともどもドラマCD「舞-HiME★DESTINY〜龍の巫女〜」もよろしくお願いします。


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喜多村英梨

シスター・シオン

−−アフレコを終えて印象に残っている台詞は?

喜多村

そうですね。相棒のラケル・マヨールと承認を交わす場面。「頼むわよ、ラケル」と決め台詞もいえたし、チュッチュッできたんで(笑)。キャラクターとしてズバリのポジションの場面だったので印象に残っていますね。

−−マヨール役の茅原さんと同様に、ドラマCDの「舞-HiME★DESTINY〜龍の巫女〜」でしおんを演じておられますが、アニメーションで動いて印象は変わりましたか?

喜多村

結構変わりましたよ。シオンはしおんなんですけど、「舞-HiME★DESTINY〜龍の巫女〜」のしおんは、記憶が無い状態ですし、真夜のことを思い出せずにいる。言葉遣いも「です・ます」の敬語ですしね。まだ人間味が出ていない感じなんです。そういうキャラクターがしおんなんだなと思っていたので、「0〜S.ifr〜」のシオンは、人に接する態度でも、マヨールに対するときでも、少し砕けた感じになっているんです。クールビューティ一辺倒だったしおんが、シオンになって人間味が出てきた。あわてるシオンとか、新鮮で面白い所ではありますが、逆に言うと少し違和感があるところでもあります。シオンとマヨール、しおんと真夜では、微妙にキャラクターの関係が逆転しているのかなという気もしますね。

−−他の方が演じていて美味しいと思った台詞は?

喜多村

やっぱり「マテリアライズ!」が言いたい(笑)。

−−第2巻、第3巻とやってみたい演技は?

喜多村

まだ第1話でシオンの活躍場面も少なかったんですが、戦闘場面での攻撃の息とか気合とか演りたいですねえ。

−−喜多村さんとシオンは、似ている似てない?

喜多村

ドラマCD「舞-HiME★DESTINY〜龍の巫女〜」のしおんには、最初に演じたときに微妙な煮え切らなさがあって、それがしおんというキャラクターの特徴になっているんです。「0〜S.ifr〜」のシオンは優等生でできる子なんだけれど、気を回し過ぎて損をしちゃうタイプ。自分に似ているのかな? 似てる似ていないという意味では、どっちもどっちでしょうか。もう、なにを言っているんでしょう(笑)。

−−シオンというキャラクターの売りは?

喜多村

いじられキャラなところ。主にお笑い方面ですね。周囲のキャラクターの勢いに巻き込まれて笑いに行っちゃうところですね。うーん、ドラマCDのしおんの方が、まともに戦っている気がする(笑)。

−−喜多村さんにとって、この役で挑戦な部分は?

喜多村

私はクールビューティな役が多かったんですけど、シオンはヘタレな部分があったり、周囲との溝を、あたりまえに笑って埋めていくところがある役なんです。そういうシオンの役の読解であったり、台本の読み込みであったりをしっかりとやっていきたいです。

−−この先、第2巻、第3巻でやりたい場面などは?

喜多村

最終巻ぐらいには、「舞-乙HiME〜シオン〜」になっていたいです(笑)。


小清水

こらーっ!


喜多村

まずはオトメに、次にはタイトルを(笑)。


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井口裕香

M-9


−−具体的に今日のアフレコでの台詞は?


井口

アドリブ入れて、4つでした(笑)。


−−その中で印象に残っている台詞は?


井口

まだまだ、今後に期待です(笑)。えーと、人間味や感情を殺した演技が印象深かったです。


−−フラストレーションも溜まったと思いますが、言ってみたかった台詞は?


井口

もー、「マテリアライズ!」です(笑)。もう、言いたいですよー。みんなカッコいいんですもん。みんなが「マテリアライズ!」って変身していく後ろで、「イイなー、カッコいいなー」って、うらやましい〜(笑)。


−−井口さんとキャラクターの似ているところは?


井口

冷静なとこ。


外野一同

えーっ!


井口

ヘンな声が聞こえますね(笑)。


−−このキャラクターの売りは?


井口

強いとこです。


−−井口さんにとって、この役で挑戦なところは?


井口

感情の無い演技ですね。少ない台詞で気持ちを表現しなければならないし、ポツリポツリとある台詞では、声の大きさや調子が難しいんです。でも昔から悪役、ズバリ強敵という役が演じたかったのでそこが挑戦です。


−−この先、第2巻、第3巻で演りたい場面は?


井口

 もー、どんどん大活躍して行きたいです(笑)。


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柿原徹也

キッド

−−アフレコで記憶に残っている台詞は?

柿原

今回、キッドの台詞では「ひぃ〜っ!」とか「わぁ〜っ!」などの悲鳴が印象深いですね(笑)。キッドは常にクールを装ってるんですけど、そんな子が、ふと我に帰ってあげる悲鳴。そのギャップを聴いてもらいたいです。

−−実際に演じてみてのギャップはありましたか?

柿原

実は演じる前は、もっとおバカな子かなと思っていたんです。実は意外と考えてるキャラなんだなと。キッドは「舞-乙HiME」のジョン・スミスに成長する、なんと内田直哉さんの声になるので責任重大なんですね(笑)。

−−他の方の演じた台詞で言ってみたかったのは?

柿原

「マテリアライズ!」ですね。なにやら女子しか言えない台詞だということで(笑)。僕も決め台詞や必殺技を言いたいです!

−−キャラと本人の似てるトコロ、似てないトコロ

柿原

若干、……ほんの少し近い所があって悔しいですね(笑)。詰めが甘い所とか(笑)。「もう少し頑張れる子だよ、お前は!」というのがキッドと自分に対しての応援です(笑)。

−−キッドというキャラクターの売りは?

柿原

今はヘッポコでも、将来はジョン・スミスになるトコロです。そうゆう将来のしっかりした部分を感じさせる演技をしなければと思います。あとは母性本能をくすぐるキャラクターにしたいなと(笑)。


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